毎日1枚葉書でART

真昼

ハガキ 9月11日 名も知れない浜辺に少しばかり月見草が咲いていた。 (草野心平の詩『真昼』より) 今日は午前中、ガラス造形作家の西川先生のところへ。 ちょっとした依頼と、打ち合わせのためです。 あと散髪にも行きたい。 いつもは染めてるんだ...
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山窓無月一燈明

ハガキ 9月10日 山窓月無く一燈明かなり (月影のない山間の家の窓あり一つの灯が明るく見える) 今日は、宇部・岩国フルコース。 岩国からの帰り、車で走りながら眺める夕焼けはとてもきれい。 オレンジとブルーがきれいに分離して見えます。 それ...
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あたたかな風

ハガキ 9月9日 あたたかな風を贈りたい まだまだ暑いのにあたたかい風はいらない? さて、今日は朝早く新幹線に乗っていざ和歌山へ。 和歌山に行くのは初めてです。 今日から中村汀花さんの社中展です。 会場はNHK和歌山のギャラリー「わかまる」...
毎日1枚葉書でART

ハガキ 9月8日 葉(甲骨文) 恵みの雨は葉っぱも根っこもよろこびます。 台風の影響でしたけど、雨が降ってくれてよかったと思います。 今朝は涼しいね。 次の日曜日は月例の審査会ですけど、僕は午後からは抜けて北九州の毎日新聞社西部本社へ、毎日...
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無作の妙用

ハガキ 9月7日 無作の妙用 (忘我の行為が自ら妙理に合する) うんうん、そういうことね。 作品を書くのもそうだと思いますね。 やはりいろいろ構成やら線質やらリズムやら当然考えて書くわけですけども、いざ白い紙に一画目の線で黒く入れた時点で、...
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一日清閑

ハガキ 9月6日 一日の清閑、一日の福 (一日を閑静におくることは、この上ない一日の幸福である) 一日を閑静に送るなんてことは、あまりないねぇ。 でもどんなに忙しくても、気持ちだけは忙しくいらいらせずに こんな気持ちで過ごしたいものですね。
近作

おろかなる身

今日の一作 9月5日 おろかなる身こそなかなかうれしけれ弥陀の誓ひに逢ふと思へば (良寛) サイズ 35cm×45cm 墨 鈍牛(呉竹精昇堂) 名前も僕が決めて、題字も僕が書いてます 筆 牛尾筆 紙 単宣(茶色) おろかな身のほうが阿弥陀さ...
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不安なんて

ハガキ 9月5日 不安なんて考えたらキリがない だったら考えるのを止めようか。 さぁて審査に行ってきます。 今日は不安なんてことはありませんよ。
近作

不増不減

今日の一作 9月4日 不増不減 単純に言えば「増すこともなく、減ることもない」ということです。 般若心経の一節です。 サイズ 35cm×45cm 墨 龍鳳(墨運堂百選墨) 筆 兼剛 紙 単宣(茶色) 不二(物事を二つの対立するものと考えない...
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消えゆくもの

ハガキ 9月4日 消えゆくもの 消えてなくなっても誰かの記憶にずっと残っていくような そんな作品が書けたらと思います。 そのためには、まだまだ鍛えなくてはならないものが沢山あります。