矢田 照濤

毎日1枚葉書でART

酔いがさめて

ハガキ 6月29日 すっきりと酔ひのさめたる心地よさよ夜中に起きて墨を磨るかな 石川啄木のうたです。こんなことが年に何回かあります。 他に夜中に作品についてひらめきがあってむくっと起きて 書く事もたまにあるんです。
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三省

ハガキ 6月28日 一日に三度反省することです。 昨日に引き続き禅の言葉です。 毎日、反省することばかりです。
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円空

ハガキ 6月27日 禅の言葉です。 空(くう)もまた空じてさらに執着するところがないことです。 東京から帰って一杯やって書きました。 酔っ払って禅語を書くのは失礼な感じがしましたが、 書いちゃいました。
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雨垂れ

ハガキ 6月23日 雨垂れは美しくやさしい 昨日は美しくやさしいどころか、豪雨でした。 雨漏りはするし、家の横の田んぼは海のようです。 明日から東京です。水曜日(28日)まで更新できません。
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大きな文字

ハガキ 6月22日 お寺のいてふの大筆で誰か大文字かかないか 東のお空いっぱいに「コドモノクニ」と書かないか いまに出てくるお月さん びっくりしゃっくりさせないか 金子みすず 『大きな文字』
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ハガキ 6月21日 山  ゆるやかな山をイメージしてみました。
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蝉の詩

ハガキ 6月20日 木山捷平の詩『蝉の詩』より おれの友達は、みみずともぐらと木の根っ子
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ハガキ 6月19日 陶山篤太郎の詩『海』より 海 海 海 心があたらしくびっしょりになる 墨運堂の顔彩で書きました。
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ハガキ 6月18日 城という字です。 今日は古典研究会がありました。
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銀河鉄道の夜(宮沢賢治)

ハガキ 6月17日 銀色の空のすすきがもうまるでいちめん風に さらさらさらさらゆられてうごいて波を立てて ゐるのでした 宮沢賢治の文章はやっぱり透明感があります。