チップありがとう

ハガキ 8月10日

十六年間癒しを有難う

チップが天国にいった。

土曜日は夜一緒に散歩にも行った。

いつもは妻が連れて行くけど

土曜日は盆踊りで妻が不在だったので

僕と一緒に行った。

帰りには疲れてしまって抱っこして帰った。

最近のいつものパターンだった。

足腰も弱くなり

歩くのもおぼつかなくなっていた。

日曜日の朝もいつもどおり

少し元気がないかなって感じだった。

僕は月例審査へ。

昼頃、調子が悪いと妻からラインが入り。

それから約3時間後、天国へいってしまった。

僕は間に合わなかったけれど

妻と娘二人に抱かれながらの旅立ちだったので

チップにとってはよかった。

なかなか娘二人が揃う時間もないのに、

昨日はたまたまみんな揃っていた。

チップもそんな日を選んだのだろう。

生後2か月でわが家にやってきて

16年間よく娘たちと遊んだし、僕たち夫婦を癒してくれた。

大切な家族の一員だった。

いい思い出しかありません。

下の娘はチップがいたからトリマーになろうと思ったほど。

最近はチップのカットはトリマーになった娘がしていた。

いつもかわいいかわいいと溺愛してた。

上の娘もよく一緒に遊んでいた。

娘が仕事から帰ると寄って行って体中なでなでしてもらうのが好きだった。

妻とは一番長く接している四六時中一緒で、散歩もほとんど妻だったのでチップにとっては一番信頼のおける家族だったに違いない。

若いころは家じゅう走り回って床板を傷つけた

おしっこの躾ができてない時にあっちこっちやって漂泊のように

跡がついた床板。

いまとなってはチップがつけた大切な足跡です。

いつも僕と一緒に寝てたもんだから

昨日の夜は寂しくって

寝つけませんでした。

チップ16年間ありがとう。

チップにとっても病気一つもせず、元気な16年だったので、そしてわが家の一員としてきっといい生涯だったと信じてる。