今日の一作 2月27日
星一つ強く煌めくこの夕桜大樹の枝くぐるなり
玄游会参与の田端光雲先生の短歌です。
傘寿の記念に出版された歌集から書かせていただきました。
サイズ 135cm×135cm
墨 油煙墨
筆 芯が羊毛で周りが天尾の長鋒です。
紙 単宣(全紙2枚)
21時過ぎに女流展審査から帰ってまいりました。
みなさんの力作を拝見してると刺激を受けました。
文部科学大臣奨励賞の選考にこられました審査員の富田淳先生(東京国立博物館調査研究課長)の審査後のお言葉のなかに
「入賞候補に挙がる作品は、当然技術的に高いレベルで優れたものをお持ちです。なので審査にあたっては技術的なものだけではなくやはりオーラを放つもの、粋な字とでも言いましょうか、そういう作品を観ていきました」というようなことを言われてました。
うーん、大変共感いたしました。
明日はまた『四游』を観て更に刺激を受けたいと思います。
まだ観てない方、明日の16時までですよ。
行きましょうね。オススメです。
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