独創

毎日1枚葉書でART

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ハガキ 6月23日
独創
独創的である事、それは芸術においてはとても大切なことです。
人にはないもの、自分にしかないもの。
でもその種は皆持っているものだと思います。
その種をいかに育てて芽を出してやるかだと思います。
それは原石のようでもあります。
そのままでは輝きはありませんが、それをいかに輝くようにしていくか。
当然技術も大切です。必要不可欠です。
そのためには古典の勉強も必要不可欠です。
それと感性というかセンスですね。
「いやぁ、あの人は生まれつきセンスがいいから」とかよく聞きますけど、
そんなことは絶対ありません。
プロスポーツでもそうですよね。イチローさんのように天才だとか・・・・
ものすごいプレーをなんでもないようにやってのける。
それは天才じゃなくて、やっぱり人には見えないところのものすごい努力なんです。
芸術的なセンスだってそうです。生まれ持ったものじゃないんです。
磨いていかなければならないのです。
いろんなものから吸収することだと思います。
でも難しいんですよね。
たとえば何かを見ても「何か感じなきゃ」なんて思ってみても無理なんです。
それは自然にすっと入ってくるものだと思うんです。
それはその人の心によるものなのかも知れません。
そのためにものに触れるときには素直な心を持っていたいと思うのです。
難しいですけどね。
種に水をやりましょうよ。原石を磨いてやりましょうよ。ねぇみんな。

コメント

  1. 中尾圭沙 より:

    こんばんは。
    先日の研究会ありがとうございました。今年もまた1つ知識が増えました。
    また今日の先生の言葉に感動しました。
    私はつい人と比べてしまうんですが、人と比べる前に、私自身を磨く事から始めることが今の私に必要であり、今後の私の経験や知識に繋がるのではないかと思いました。
    独走ではなく独創!!で色んな事に挑戦していきたいです。

  2. 安達輝美 より:

    いつも、素晴らしい葉書ARTを見せていただいています。ありがとうございます!
    いつも温かいお言葉に救われたり、励まされたりしています。
    センスというのは、もって生まれた天性がほとんどと半ば諦めていましたが、会長先生のコメントをみると、やはり努力や心がけが大きいとあり、まだまだ頑張れば何とかなるような気がしてきました。
    俳句では、本当に閃きのようなものを大切にしていますが、書も同じことが言えるかもしれませんね。心を澄ませて、日々精進していれば、また違った境涯にたどり着けるかもしれません。無駄のように思えても、小さな積み重ねがこころの財産になるのかもしれません。
    いつも励ましていただき、感謝です!

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