ハガキ 1月8日
不失花
失せざる花
(無くならない花)
世阿弥の『風姿花伝』の中の言葉。
「いつまでもなくならない花、まことの花」のこと。
若さの魅力は「時分の花」であって年齢とともに失せてゆくものであるから、芸の稽古に努め励んで「失せざる花」にならなければならない。と説いているものです。
年とともに内面的、精神的な美、人間的魅力を深め、「不失花」になるよう精進せよということ。(禅の語録より)
6日の一便にて東京に行ってました。
仕事までに時間がありましたので、まず上野へ
松坂屋にて『朝日二十人展』を観ました。
ものすごい人でしたね。
すごかったですね。
いろいろと思うことがありました。
都美術館へも行って『TOKYO書』の超大作群も観たかったのですが、月曜日だったので休館日だね。残念。
つぎに銀座へ。
毎日の『新春展』へ。
まず和光会場へ。
大家の先生方の作品をじっくり鑑賞。
つぎにセントラル美術館会場へ。
夢中になって観て回ったので写真ぜんぜん撮ってません。
すべて観てあらためて思ったことは
やっぱ線の鍛錬だよなぁ
ってこと。
自分は鍛錬をまだまだ怠ってるなぁと思いました。
それと渇筆ですね。
かすれの線の美しさに目を奪われる作品が多かった。
これもやっぱり線の鍛錬だね。
それとやっぱり内面的、精神的な美だね。
つくづくと感じた1日でした。
7日は一便にて宇部に帰ってきまして
そのまま宇部教室へ。
すべて仕事し終わったのが22時だったので、ハガキ作品を書く気になれなかった(鍛錬って言いながら、やっぱ甘いね)ので、風呂入ってすこしボーとして寝ました。
今回も3会場を巡って心になにか得るものがありました。
お知らせをクリックしてください。
コメント