ハガキ 10月8日
格
昨日はとうとうブログ更新できませんでした。
朝早くから周南市へ。
第10回周南市美術展の審査です。
立体・平面・書・写真と4部門ありますが、僕は書の審査員として
依頼されましたので。
公開審査ですので市民の方の見学ができます。
50名くらいいらっしゃっただろうか、そういった中での公開審査。
とてもいいことだと思います。
一生懸命書かれた作品を丁寧に見させていただいたつもりです。
審査が終わり、玄游書展会場へ。
16時過ぎに会場へ帰れました。
17時30分から懇親パーティーでした。
書展会場内で作品を観ながらです。
たのしいひとときを過ごしました。
作品は上手とか下手とか、そういう次元のものではなくて、
格の高いものを求めたいですね。
格の高さとは
作者の思想、作品に対する志の高さ、そして技術力、それが大いに関係してくると思います。
技術は修練を怠らず継続する事によって当然高まっていきますが、
思想や志はポッとでるものではなく、
また書の勉強だけしてれば高まるかと言えばそうでもなく、
あらゆるものに触れることも大事になってくると思います。
感受性のアンテナを張り、いろんなものから吸収できる心も持っておかなければならないと思います。
そしてその思想や志が技術を超越した時にいい作品になっていくのでは、なんて思っています。
最終的にはその技術をも捨てたいと思っています。
捨てるためにはまず身につけなければなりません。
しっかり身につけましょうね。
さて、今日は最終日、そして午後は表彰式です。
充実した一日になりそうです。
ハガキ作品は格の甲骨文字。
竹筆で書きました。
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