ハガキ 3月7日
かたち
かたちってなんだろうね。
じっくり考えるとけっこう難しいことなんです。
ものには形があります。
ここでは僕たち書の上でのかたちを考えています。
かたちってけっこう重要に感じますよね。
視覚にうったえるもんだからね。
でもそのかたちありきで書いてしまうと、生命感のないリズムの貫通しないものになってしまうんですよね。
じゃあ思いっきり書けばいいのかっていうとそうでもないんだよね。
生命感を帯びた線で構成しなお且つ見ていて心地いいかたちってあると思うんです。
心地いいかたちに感じたら、それはやっぱり線も充実感があるはずなんですよね。
心を入れて書く、魂込めて線を引く、そして結果的に心地いいかたちになっていくには、いいセンスがないとね。
感性を磨いていかないとどうしようもないかな。
コメント