ハガキ 7月20日
百聞は一見に如かず
書の場合、作品の美についてや書くときの心情など抽象的な表現で説明する事が多いです。
これはとても大切なことだと思っています。
はじめは何のことかさっぱり分からないことが多いと思いますが、意識のレベルが上がってくると不思議と理解してくるものだと思っています。
それとは逆に筆使いの技巧的なことはいろいろな言葉で説明するよりも書いて見せた方が理解が早いと思っています。
そのときに見る方は、どこを見るかで理解度は大きく違ってきます。
筆を使って線を文字を書いてる時。
線を見ますか、
出来上がる文字を見ますか、
鋒先の動きを見ますか、
手首の動き、指先の動きを見ますか、
リズムを見ますか、
さぁどこ見ます?
これによって理解度は違ってきます。
まぁ何にしても百聞は一見に如かずということは書においても大いにあるのです。
見れるときにはしっかりとポイントを定めて自分のためになるように見てください。
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