先ほど(13日21時)帰宅いたしました。
11日は東京で地震にあい、会員の皆様には本当に沢山ご心配をおかけいたしました。
メールや着信が沢山入っているにも関わらず、こちらからは全く通じず、もどかしい想いでいっぱいでした。
無事なのは何よりでしたが、被災された方々のことを思うと複雑な思いでいっぱいです。
心よりご冥福とお見舞いを申し上げます。
昨日は六本木・国立新美術館も臨時休館でしたが、本日は開館いたしましたので行きました。
作品のご報告のみいたします。
照濤作品。
サイズ 135cm×105cm
筆 かずら筆
紙 単宣
墨 油煙墨
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
(中原中也の詩)
詩情を出すのにかずら筆がいいのかなと思って使ってみました。
父・桂雪(創玄書道会参与)の作品
土塊のような塼仏
龍門や雲崗の石窟を彷彿とさせる。
母・小扇の作品
遠い地平線が消えて深々とした夜の闇に心を休めるとき
はるか雲海の上を音もなく流れ去る
気流はたゆみない宇宙の営みを告げています
(ラジオのジェットストリームのフレーズですね)
二科審査員の最高賞
東京都知事賞の池田知穂さんの作品
一塊の土くれ
審査会員(学生展審査員)の部
準大賞の長岡祥鳳さんの作品。
鼓打って新樹の木魂呼び下ろす
会場、六本木・国立新美術館
会場入り口
コメント
無事に帰られた事 ブログを見てひと安心しました。ご家族の方もホッとされているでしょうね。
私としてもニュースを見るたびに、平凡な日々を送り,筆が持てることに改めて感謝しています。
日々業務に追われお疲れと思います。今後ともご指導よろしくお願い致します。