今日の一作 2月16日
わたしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといっしょに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(宮沢賢治『春と修羅』より)
サイズ 135cm×70cm
墨 油煙墨
筆 羊毛長鋒
紙 羅紋箋(鮮やかなきれいな紫色してます)
この色の羅紋箋これ一枚しかなかったので一枚書きです。
きのうは小作品もいろいろ書きました。
表装しようかなと思うのが2点。
ひとつは屋久杉の板に浮かしてつけてもらおうかなと。
ひとつは小さな額ですが枠が太く存在感抜群。その枠に負けない作品を中に入れないとね。赤い紙に書きました。
表装が出来たらまた紹介します。
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