今日の一作 2月9日
坐(そぞ)ろに憶う天公(てんこう)世塵(せじん)を洗うかと雨過ぎて四望更に清新、光風霽月今猶お在り、唯だ欠く胸中漉落(しゃらく)の人。
(おてんとうさまが俗世の塵を洗い清めてくださったのかと何とはなしに思われるほど、一雨さっと通り過ぎたあとの四方の望めは一段とすがすがしい、光風霽月そのものは今もなお昔にかわらず存在するが、ただ欠けるのはそれに比べて心のさっぱりした人である。)
江戸時代の山崎闇斎の詩。
サイズ 35cm×45cm
墨 墨液
筆 鼬毛
紙 単宣
今日は宇部教室、空き時間に同じ素材で、同じ筆でいろいろ遊んでみました。
7種書いてみました。
教室でしたので墨液で書きました。
さて、時間が長すぎて無理だった鈴川臥流さんの動画が2つに分けて見られるようになりました。
動画をクリックしてお楽しみください。
コメント
素敵、素晴らしいですね!!
何回もみています。
個人的には上から3番目が好みです。
とっさにこのように書き分けられるようになりたいです、、、
ほんとに素晴らしいですね。感動です。
早速一枚ずつプリントアウトして、教室で紹介しました。古典の勉強って大事よね。
と自分に言い聞かせながらみんなで再確認しました。