今日の一作 8月22日
一日物云はず蝶の影さす(尾崎放哉)
サイズ 70cm×50cm
墨 曽滲
筆 わら筆
紙 画仙のつつみ紙
別府の講習会から帰ってきました。
助講師として参加させていただきました。
みなさんに触発されました。
実技のなかでは
作品の景色や余白また書くときの感情的なことまで、いろいろとみなさん とはお話させていただいたつもりです。
作品を書く、自分を表現する。
それは技術だけではできないのです。
自分のイメージしたものを表現するためには絶対技術は必要です。
でもそれだけに頼ったり、きれいな字を書こうとしたり、形にとらわれたりしているうちは一番大切な自分の感情がどこかにいっているのです。
また作品を書くという行為は文字だけを書くのではなく、同時に余白を残す作業でもあるのです。
この余白をいかに美しく表現するかという意識がなければ美しく(形がじゃないですよ、作品の生命感として)感動的なものはできないのです。
だから一生懸命字を書くのではなく、意識を変えて、感情も入れていくことが大事なのです。
そんなことも話しをさせていただきました。
受講された方が、また出たいなぁと思える講習会だったとしたらとてもうれしく思います。
プレゼント企画があります。募集要項はお知らせをクリックしてね。
たくさんのご応募待ってます。
全体風景
今朝、部屋から別府湾を望む。
朝日がきれいです。
会場は、杉の井パレスでした。
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