今日の一作
わたしたちは氷砂糖をほしいくらいもたないでも
きれいにすきとほった風をたべ
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
サイズ 45cm×35cm
墨は大正時代の奈良墨の古墨です。
ちっちゃいです。5cmくらいの長さでしょうか、太さは1cmもありません。
筆は牛尾筆です。
紙は出雲和紙です。茶色っぽいです。
宮沢賢治の本『注文の多い料理店』にかかれている序文の書きはじめです。
とてもうつくしい文章だと思います。好きなフレーズです。
数年前にも作品にしたことがありました。
できるだけ素朴に書きたかったのですが、そう意識すればそれはもう素朴ではなくなるのかもしれません。難しいです。
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