ハガキ 11月22日
いま京都から帰ってきました。
いい古典研究会だったと思います。
みなさん、いい勉強になったかなぁ。
なぜ古典が必要なのか、解ってもらえたかなぁ。
今日一日の中で二つの古典を取り上げて、創作まで移行していくのですが、
この短時間では無理なのはもっともです。だから勉強の仕方を学んで帰ってほしいのです。
みなさん帰ってからも、この勉強を続けていかれることを願っています。
昨日は京都駅前のホテルに宿泊したのですが、夜なかなか眠れず、2時半くらいだったかなぁ、テレビをつけたら、ちょうど熊谷守一画伯のことをやっていました。
中川一政、熊谷守一、香月泰男、松田正平。僕の大好きな、そして尊敬する画家です。
その熊谷守一画伯の映像がでていましたが、そのなかの言葉が良かった。
「へたも絵のうち」
「上手は先が見える。へたは先が見えない、だからスケールが大きい」
うーん深い。
のぞみ。明日へのぞみを持って頑張っていこう。
決して女性の名前のつもりで書いたわけでもなく、今日京都からのぞみに乗って帰ったからでもありませんょ。
のぞみを持ちましょう。
さぁ、明日は錬成会だぁー。
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コメント
ほんの僅かですが、少しずつ書を学ぶということの意味が分かりかけてきました。
具体的にと言われると、上手く言い表せないのですが、今の私は筆と墨を友とする日々からスタートです。
削ぎ落していく技術を残りの人生で身につけることができるのか実にあやしいものです。
それでも、練成会や研究会に出席するたびに小さな芽が育っているように思います。
古典研究会お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
私の熊谷守一との出会いは、夫が買ってきた、『モリはモリ、カヤはカヤ』という守一さんの娘さんが書かれた書です。
豊島区の熊谷守一美術館にも家族で行きました。
何が、彼の作品をこのようなものにしたのかなあ漠然とした思いでいました。
先生の目指される書のお話から、守一さんも全てを削ぎ落して残りの魂が書かせたものなのですね。
スッキリ、アハ体験ができました。
若返ります。???
大変お世話になりました。
参加者はそれぞれに楽しく有意義に過ごせた模様でしたね。
いくらかの画像はメールで後ほど 送ります。
級も錬成会ですね。お疲れのないようにしてください。