ハガキ 5月17日
頂戴(ちょうだい)
今日は空海の書いた『風信帖』のなかから頂戴を臨書しました。
風信帖は、空海が最澄にあてた手紙です。5通あったんですが、現存は3通です。国宝です。
数年前、実物を観ましたが感動ものです。空海が39か40歳位の書ですが、なんと美しいことか。46歳の僕にはとても書けません。
下の写真が一部ですが、『兼ねて止観の妙門を恵まる。頂戴供養せん。』のなかの頂戴を書いてます。意味は『摩訶止観をお送りくださって恐縮です』です。
頂戴だけの意味ですと、①頭上に物をいただきささげること。②もらうことの謙遜語。③俳諧の運座などで他人の句をよいと思うときにいう語。④物を与えられること。また、人に行為をうながす言葉。ください。
みなさん、今日も元気でがんばってチョ・ウ・ダ・イ。
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